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T&Eのご利用案内

T&Eは障害者就労移行支援事業所で、主に思春期・青年期層の精神障がい(統合失調症)、発達障害(学習障害)をお持ちの方が利用されています。
世田谷区、東京都だけではなく、神奈川県など近隣県からも通所されています。
現在、年齢層は18歳~35歳位(平均24歳)で将来、就労を目標にしている方を対象にした事業所です。

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まずは、見学から。(完全予約制)

T&Eに興味を持たれたかたは、まずお住まい地域の保健師さん(病院関係者、ワーカーさんなどでも可能)に連絡して、見学に行きたいということをお伝えください。保健師さんから直接電話をいただき、見学日の日程を決めさせていただきます。見学日当日は、保健師さんにも同行していただき、事業所内の見学や細かい説明と、作業プログラムの体験などをしていただけます。もちろん、ご家族や関係者様の同行もしていただけます。

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お試し通所。

見学日のあと、実際に通所してみたいというご希望の場合、お試し通所期間(約1ヶ月)があります。この期間はご利用される皆様はもちろん、T&Eとしてもどのようなサポートをしていけるのかを検討させていただく期間です。その後の手続きを円滑に進めるために、この時期に医師の意見書(T&E仕様)をお渡ししますので主治医に提出してください。お試し通所を経て、ご自身には合わないということであれば、通所を終了させることもできますので、ご安心ください。

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手続きを進めていよいよ本通所が始まります。

T&Eとの正式契約を進める上で必要になるのが、お住まい地域での認定調査です。その後、T&Eに通所することを認められると受給者証が発行され、正式契約の手続きへと進みます。契約日にはヒヤリングを行い、アセスメントシート、個別支援計画書の作成を行います。個々に作成される個別支援計画書をもとに訓練を進めていきます。これらの手続きに関しても職員がサポートしますのでご安心ください。

T&Eを安心してご利用いただくために

T&Eでは安心して通所していただけるために多くのことに取り組んでいます。
たくさんの人が出入りする空間なので、ウイルスへの対応、また、通所や帰宅時に災害が起こってしまったときに安否をいち早く確認することのできるシステムの導入やマニュアルの作成、定期的な避難訓練などを行い、安全を考え運営されています。

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共に長い時間を過ごす場所だからこそ安全でありたい。

 

各自が健康に気遣い、日々の体調管理(食生活、予防接種など)に取り組むことはもちろんですが、多くの利用者と職員が毎日長い時間を共に過ごす場所は、いつも安全で安心して通える場所でありたいとT&Eは考えます。現在、空気清浄機を3か所に設置、トイレにはプラズマクラスター発生器、作業室と職員室内には、空気中のウイルス(インフルエンザやノロ)除菌し、消臭、加湿機能のあるクリンミストを導入しています。

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通所帰宅時も安全を確保したい。

東日本大震災発生時、T&Eでは通常利用している掲示板を使い、全員の安否確認をすることができました。
しかし、災害発生時に、より迅速かつ確実に安全の確認をできるよう、「安否確認サービス」へ加入し、職員、利用者全員のメールアドレスを登録し、災害時には簡単な操作で安否を確認できるようになりました。

気持ちの良い空間づくりを心がけます。

T&Eは就労移行支援事業所ですので、利用者の方は日々訓練に取り組んでいます。主な所内プログラムは工賃の発生する作業ですので、時には厳しく、忙しいこともあります。そんな中でも気持ち良く作業に取り組める空間づくりとして、マナー(身だしなみや話し方)や清掃等は各自にも気を使っていただきます。
T&Eは白を基調とした清潔感のある空間ですが、遊び心も取り入れ、各所に美術作品の展示をしてあります。T&Eにお越しの際にはいろいろと探してみて下さい。

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「popping Pebbles」

日頃より印刷物や空間デザインのアドバイザーになっていただいている今竹翠先生の作品を寄贈していただきました。この作品は、T&Eの利用者が力をつけ、就労し社会に出ていく様子を、君が代の言葉にのせて表現されています。「今は小石であるものが時代を経て、あつまり大いなる岩となり、苔が生(は)える日まで」
今竹 翠(いまたけ みどり)先生[デザイナー、建築家]
1937年大阪市生まれ。神戸女学院、プラットインステイテュート卒業。オリエンタルホテルのホテルアイデンティティデザイン導入でデビュー。専攻したデザイン分析を基盤に、食器、ユニフォーム、サイン、ランドスケープに至る大小各分野のデザインに従事。西宮市展審査員、西宮芸術文化協会副代表、DAS理事。元大阪府産業デザイン研究センター所長、大阪府顧問、大手前大学教授。西宮市民文化賞受賞。